脳と皮膚

脳と皮膚は大事な身体の一部ですが、組織としては全く異なります。

皮膚は身体の表面を覆っており、私達を保護しています。

脳は意識しなくても呼吸をし、心臓を動かしたりなど無意識で生きる事も、

意識的に生活をする事(考える、覚えるなどなど)も司るコントロールタワーです。

機能も全く異なるので、もちろん構成される細胞も全く異なります。

 

しかし、「皮脳同根」という言葉があります。

皮と脳は同じ根っこという意味です。

それは、脳と皮膚は同じ場所からできているからなのです。

私達は生まれるずっと前、受精卵は分裂を繰り返します。

その途中に外胚葉、中胚葉、内肺葉に分かれます。それぞれは各組織になっていくのです。

その外胚葉というところから皮膚と脳ができていきます。

まさに「皮脳同根」

 

アロマセラピーに限らず、タッチセラピーが確立されてきたのは当然の事なのかもしれません。

それは直接は触れられない脳を触れているといえるからではと。

 

自分でもどこか身体をぶつけた時とっさにさすったりしませんか?

痛いところさすったりしませんか?

お子さん、ペットにいい子いい子ってなでたりしていませんか?

これも一番簡単にできる、無意識でやっているセラピーなのです。

でも逆に嫌だなぁと思う人に触れられたくないとも思いますよね。

これも「皮脳同根」だからなのでしょう。

 

私達セラピストはクライアント様の大切な脳に触れる訳ですから

クライアント様が「心地いい」と思ってもらえるように、セラピストの心構えと

触れる動作に注意を払う事の大事さを恩師から教わりました。

教えてもらった時より今の方が理解をできていると思っています。

でも私は本当に本当に理解できているのでしょうか?

その答えはセラピストを続けていく事でわかる事なのかもしれません。

これからもっとこの理解を深めていけるように日々精進したいなぁと思っています。

 

 

 

 

 

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